[体験談]仕事に取り組む姿勢が人間関係を築く/自分の仕事に+α
仕事は、自分の仕事にプラスαを心がけましょう。
仕事に取り組む姿勢が人間関係を築きます。
自分の仕事の延長線上でほんのちょっと手を差し伸べると、感謝と信頼感が生まれ、良好な人間関係につながります。
私は自分とつながる人に、自分がしてもらったら嬉しいと思うことをしてあげることで、良好な人間関係を築くことができました。
この記事では女性の多い職場で、どんな仕事の取り組み方をして良好な人間関係を築くことができたかを詳しくご紹介します。

仕事に取り組む姿勢が人間関係を築く

仕事に取り組む姿勢が人間関係を築きます。
仕事に取り組む姿勢
- 嬉しいと思うことをしてあげる
- 手助けやフォローを積極的にする
- 自分の範囲をひと回り大きく考える
仕事はそれぞれ役割を分業して担っていますが、仕事の受け渡し方にも意識することが大切です。
例えば製品の入った箱が流れてきたところに、自分はしおりを入れる役目、次の人がフタをシールでとめる役目だとします。
その時にしおりを入れることだけではなく、次の人がシールでとめやすいように箱の向きをそろえて、作業をしやすい状態で引き継ぐとどうでしょう。
仕事がしやすいパスをくれる人には、好感や信頼感が芽生えます。
仕事を受ける立場になってちょっと考えて行動するだけで、してもらった人の感じ方はグンと変わるんです。
私は数々の転職で「仕事に取り組む姿勢が良好な人間関係につながる」ことを体感しました。
体験した具体的な事例を詳しくご紹介します。
仕事は嬉しいと思うことをしてあげる

仕事は自分がしてもらったら嬉しいと思うことを相手にしてあげましょう。
好意は好意で返ってきますよ。
半年の期間限定で食品工場のライン作業をした時のことをお話します。

ベルトコンベアが休むことなく
次々と製品が流れてくる作業場の話です。
化粧箱に入った製品が流れてくるところでしおりを入れる役目が4人いて、その中の1人が私でした。
手前の台のわずかなスペースにしおりの束を置いておくのですが、トランプを配るように次々と入れていくので、あっという間になくなってしまいます。
なくなる手前で補充しなければならず、後ろから取るため作業から数秒離れなければなりません。
手を伸ばして届く限りの箱にしおりを入れる
↓
作業を離れ、後ろからしおりを補充する
↓
しおりが入らないまま流れていく箱に手を伸ばしてしおりを入れる
この繰り返しでした。
コンベアの流れは止まらないので、数分ごとに作業を離れて補充しなければならず、難しくはないのですが気の抜けない作業です。
しおりの束を崩したり、ちょっとしたタイミングがずれたりすると、体制を立て直すのに苦労することもありました。

数秒のロスって大きいんですよ。
私は隣の人がしおりの補充で手を離す時に、手を伸ばしてしおりを入れるようにしてみました。
わずか数秒、数箱のことですが、バタバタせずラクに作業できるのでした。
「ありがとう!」
「いえいえ!」
そして少しすると私がしおりの補充で手を離す時に、隣の人がしおりを入れてくれるようになったのです。
共同作業、連携プレーをしたような心地よさが広がりました。
このことがきっかけでその人とは仲良くなり、他の人もしおりの補充で手を離す時には隣の人の分にもしおりを入れてあげるようになっていきました。
仕事を通じて好感と信頼感が芽生え、和やかな人間関係の輪が広がり始めました。
仕事は手助けやフォローを積極的にする

仕事でうまくいかず困っている人がいたら、手助けやフォローを積極的にしましょう。
好意は信頼を得るだけでなく、嫉妬や妬みを遠ざけます。
ベルトコンベアで流れてくるトレーの上の製品を検品しながら、トレーの凹みに製品がはまるようにそろえる作業の時でした。
不良品があると台に取り置きして製品と取り替えをするのですが、流れてくる製品もやりながらなので、素早くこなさないと台が山積みになってしまうのです。
トレーをためすぎると置き場所がなくなるので作業はやりにくくなり、一度たまるとひっ迫してしまう状況でした。
向かいの人のトレーが溜まってしまったら手伝い、コンベアの流れの速度に追いつかなくなった時には相手の分も同時にこなすなど、できる限りフォローに徹しました。
「すみません」
「いえいえ」
ちょっと忙しいのですがやり切った満足感は大きく、疲れも心地よいものです。
何よりも仕事で「人の手助けができる」ということは、誇りと自信になります。
後にその人は嫉妬や妬みを陰で言ってるようでしたが、私は言われることなく頼られて感謝されていました。
仕事は自分の範囲をひと回り大きく考える

仕事は自分の範囲をひと回り大きく考えて、工夫や効率化できることは取り組みましょう。
ライン作業は各々役割を分業することで成り立つのですが、時には分業の枠を超えることも効率的になることがあります。
分業は1人にかかる負荷が同じ「1」とは限りません。
「1.1」や「0.9」とバラつきがあるものです。

全体の流れを考えた時、
自分の負荷が「0.9」であれば
「1.1」を手伝うべき
って思うんですよね・・・
化粧箱をダンボールから出して用意する作業は、追われやすい役目でした。
山積みのダンボールのテープをはがして、取り出しやすいように事前準備しておくのですが、あっという間にダンボールは空になっていきます。
紙のテープでくくられた化粧箱をダンボールから取り出し、台に並べてテープをとる、の繰り返しだけでもいっぱいいっぱいです。
テープをはがしていたダンボールがどんどん空になっていくと、新たにテープをはがさなければいけません。
ラインの流れを止めないように化粧箱を並べるだけでギリギリなのに、さらにテープをはがして新たにダンボールを開けることは至難の技でした。
そこで流れが止まってしまうと全体の流れも止まってしまいます。
私は自分の作業でゆとりを作って駆け寄り、ダンボールのテープはがしをするようにしました。
少しでも化粧箱を取り出しやすくするためです。
と言ってもラインの流れは止まりませんから、持ち場を離れることができるのも数秒しかできません。
たった数秒でも、何度も重ねるとテープをはがしきることができるんですね。
私の独断でしたが「やめなさい」と注意されることはありませでした。

自分の持ち場の仕事はこなしながら
さらにプラスαですから・・・ね。
化粧箱を用意する人からはとても喜ばれ感謝されました。
なぜ独断で行動したのか、理由は2つあります。
単独行動の理由
- わずかでもゆとりがあれば忙しい人を手伝うべきだと思うから
- 全体の作業効率を上げることにつながるから
流れ作業は最初のスピードがゆっくりになると、後に続く流れもゆっくりになってしまいます。
最初の化粧箱を用意する作業がいいスピードでできれば、1時間当たりの出来高が上がり、生産効率が上がることになります。
もちろん自分の仕事で精一杯であればできませんが、わずかにでもゆとりができれば手伝うことはできますよね。
私が化粧箱の担当になった時には2人が手伝ってくれました。
同じ気持ちを持つ人がいてくれて、とても嬉しい気持ちになりました。

理解してくれる人がいるって
嬉しいですね・・・!
その2人とは「どうしたら作業しやすいか・効率的か」を話し合える関係になりました。
まとめ:仕事に取り組む姿勢が人間関係を築く

仕事に取り組む姿勢が人間関係を築きます。
- 嬉しいと思うことをしてあげる
- 手助けやフォローを積極的にする
- 自分の範囲をひと回り大きく考える
この3つを意識して行動することで良好な人間関係を築くことができました。
協力しあえる仕事仲間ができました。
そのうちの1人からは「ぜひ紹介したい」と、職場を紹介してもらったのです。
おかげで期間限定ではありますが、好条件の仕事につくことができました。
ほとんど話したことないベテランさんがわざわざ来てくれて、手本を見せてくれたりコツを教えてくれたこともありました。
それも、仕事に対する姿勢や行動を見て、評価してくれてのことではないかと思います。

「忙しかったけど楽しかった」
「あなたと一緒にできて良かった」
って言ってもらえたのが
すっごく嬉しかった・・・!

どんな人とどのような人間関係を築くかは、仕事への取り組み方で自分次第ではないかと思います。
仕事に取り組む姿勢が自分を取り巻く人間関係を築くのだと、私は経験から学びました。
また職場にはいろんな人がいて、面倒なことは避けてなんとなくやっていればいいと、自分を正当化して人を批判してばかりの人もいます。
ハラスメントに巻き込まれないようにすることも大切です。
自分がしてもらったら嬉しいと思うことを相手にしてみましょう。
フォローや手助けができる場面があれば、積極的にやってみましょう。
自分の仕事の枠を広くとらえて、できることがあれば取り組んでみましょう。
その姿勢を誰もが見ています。
仕事を通じて良好な人間関係がきっとできるはずです。
私ができたように、
あなたもきっとできますよ。

