ヒップヒンジ | 分かっているのにしっくりこない理由
ヒップヒンジを意識して前かがみをしているのに、これで合っているのか分からない。
そんな感覚はありませんか?
腰を丸めないように気をつけているし、動き方も頭では分かっているつもり。
それでも、どこか自信が持てない。
「間違ってはいないと思うけど、しっくりこない」
そんな違和感が残ることがあります。
実はこれ、やり方が大きく間違っているわけではないことがほとんどです。
ヒップヒンジを知って、意識して前かがみを変えたからこそ、次に出てくる感覚とも言えます。
ヒップヒンジを意識しているのに感覚がつながらない理由を、私自身の体験をもとに整理しています。
この記事を読むと、腰に負担をかけずに体を使える感覚が、少しずつ分かってきます。
お尻や太ももが「ちゃんと働いている」と感じられるようになり、無理に頑張らなくても、引き締まった脚に近づきやすくなりますよ。

ヒップヒンジを意識しても、感覚がつながらない理由
見えているのは「形」だけだから
ヒップヒンジは、背中を伸ばし、股関節から体を折る動きです。
そのため、鏡や動画で確認できるのは、見た目の形だけになります。
でも、ヒップヒンジで本当に大切なのは、
どこで体を支え、
どの筋肉が働いているかという
体の中の感覚です。
形が合っていても、体の中で起きていることまでは、目では確認できません。
だから、
「合っているはずなのに分からない」
という感覚が残りやすくなります。
「できていない」のではなく、判断材料が足りないだけ
これは、やり方が間違っているからではありません。
ヒップヒンジは、頭で理解しやすい動きですが、体の中で何が起きているかは目に見えません。
形は合っている。
どこで体を支えているのか
どの筋肉が働いているのか
その判断材料が、まだ揃っていない。
この状態だと、「できているつもり」にはなれても、「腑に落ちた感覚」までは届きにくいのです。
これは、決してめずらしいものではありません。

実は、私自身も
まさにこの感覚の中にいました。
「できているはずなのに不安」だった、私の状態
間違ってはいない。でも、確信がない
私自身も、まさにこの状態をそのまま体験していました。
間違ってはいない。
でも、「これで合っている」と言い切れる確信が、
まだ持てなかったのです。
軽い負荷では、手応えが残らなかった
ルーマニアンデッドリフト(RDL)も、軽いダンベルで練習していました。
動きとしては成り立っている。
それでも、「これでいい」と自分に言い切れるほどの感覚は、つかめないままでした。
感覚が一気につながった、RDLの体験
8kgダンベルを持った瞬間、体の反応が変わった
実はその前に、4kgのダンベルでもルーマニアンデッドリフト(RDL)を試していました。
形はそれなりにできている気がする。
でも、どこを使っているのかが、どうしても分からない。
「もしかして、軽すぎるのかも」
そう思って、8kgのダンベルを両手に持ってみました。
腰が静かで、使う場所がはっきりした
すると、体の反応がはっきり変わりました。
太ももの裏が、しっかり伸びる。
お尻が、体を支えている感じがある。
背中が「支柱」になっているのが分かる。
そして何より、腰に負担を感じませんでした。
無理に意識しなくても、体が勝手に「ここを使う」と教えてくれる感じ。

その瞬間、
「あ、これだ」と思いました。
ヒップヒンジが、初めて“感覚として”つながった瞬間でした。
なぜRDLだと分かりやすかったのか
軽い重さでは、体はごまかせてしまう
あとから振り返ってみると、理由はとてもシンプルでした。
軽い重さだと、体はいくらでもごまかせます。
どこで支えても、それっぽく動けてしまいます。
負荷がかかると、役割がはっきりする
でも、ある程度の負荷がかかると、逃げ場がなくなります。
股関節で折れないと動けない。
ハムストリングスが伸びないと支えられない。
背中が安定しないと、バランスが取れない。
結果として、腰に余計な仕事が回らなくなります。
RDLは、ヒップヒンジを
「形」ではなく
「役割分担」として
体に理解させてくれる動きだったんだと思います。
ヒップヒンジが分からなくなったときの確認ポイント
合っているかどうかは3つの「感覚」で判断する
RDL(ルーマニアンデッドリフト)をやるとき、私が確認しているのはシンプルです。
- ハムストリングス(太ももの裏)がしっかり伸びているか
- 腰が重くなっていないか
- 腕の付け根から背中にかけて、負荷が乗っている感じがあるか
RDLは、鍛えながら確認できる動き
分からなくなったら、無理に形を整えようとせず、感覚を一つひとつ確認しながら動きます。
RDL(ルーマニアンデッドリフト)は、先ほど挙げた3つの感覚を同時に確認しやすい動きです。
さらに、ハムや大臀筋を鍛え、腰を守りながら体を強くしていけます。
その積み重ねが、代謝や姿勢、ヒップラインにもつながっていきます。

私は8kgのダンベルで感覚がつかめましたが、 適した重さは人それぞれです。
効果を感じやすい重量の考え方は、 こちらの記事でまとめています。
まとめ:ヒップヒンジが「分かったつもり」で止まらないために
- ヒップヒンジがしっくりこないのは、やり方が間違っているとは限らない
- 合っているかどうかは、次の感覚で判断しやすくなる
- ①ハムストリングスが伸びている
- ②腰が重くなっていない
- ③背中(腕の付け根)に負荷が乗っている
- RDLは、これらの感覚を確認しながら鍛えられる動き
合っているのか分からない」と感じるのは、できていないからではなく、判断できる感覚が、まだ整理されていないだけかもしれません。
ヒップヒンジは、その都度、感覚を確認しながら動く。
それが基本です。
その感覚を、もう一段はっきりさせたいときに役立つのが
RDL(ルーマニアンデッドリフト)です。
さらに、RDLでハムや大臀筋を鍛えながら、腰を守り、体を強くしていく。
するとその積み重ねは、体の変化につながっていきますよ。

RDLの動きややり方は、こちらの記事でまとめています。
感覚を確認しながら動けて、ハムやお尻をしっかり使える。
腰を守りながら、ヒップラインが変わっていく感覚を、
一緒に体感してみましょう。

