[体験談]職場の人間関係/ストレスを減らすには”断る勇気”を
職場の人間関係は体裁を整えようとすると、断りたいのに断りづらかったり、気疲れでストレスいっぱいになりますよね。
昼休みにおやつを配り、お返しにみんなが順番におやつを配るのを、暗黙で強制する人はいませんか?
お返しでおやつを配らないと陰口、お返しが安物でも陰口を言われるので、無理をして合わせていることはないですか?
食べたくもない物をもらってしまうがために、買いたくもない物を買って配らなければならないことは、母子家庭でギリギリの生活をしている私にはとても大きなストレスでした。
半強制的なおやつのやりとりを半年くらいガマンしましたが、”断る勇気”を持って断ちきりました。
その時の体験をご紹介します。

職場の人間関係:おやつはコミュニケーションの架け橋

おやつをあげたりもらったりすることは、コミュニケーションを和やかにさせる働きがあります。
大したものでなくても
「どうぞ」と飴ひとつもらうだけで、
「ありがとう・・・!」
ビックリしたとしても悪い気なんかしませんよね。
工場のライン作業に勤務している時は、マスクで覆われた口の中にのど飴は必須アイテムでした。
女性が多いこともあって飴の交換は日常茶飯事で、それは楽しいものでした。
自分では買わないようなものをお互いに一口味わえるので、みんな楽しく交換していました。
中には乗り気ではない人もいましたが、飴ひとつですから、お返しが来なくてもあげてばかりいることにも抵抗はありませんでした。
職場の人間関係:強制されるおやつはストレス
コミュニケーションであるおやつも値段が高くなったり、暗黙の順番で強制されると、ストレスになってしまいます。
職場が変わった時、昼休みの席が一緒の並びということから、食後におやつをもらうようになりました。
7~8人のグループで、最初はたまにだったのですが、少したつと毎日のようになりました。

日替わりで毎日のようにもらい続けるうちに、
「お返しをしなければ悪いな」
という気持ちになり、
お返しを配るようにしました。
1ヶ月ほど過ぎると1日に2人や3人になったり、暗黙の順番が回ってくる頻度が高くなりました。
おやつはもらって嬉しい時もありますが、大半が食べたくない、食べないものをもらいます。
子供も手作りのおやつを食べているせいか、あまり市販のおやつを食べたがりませんでした。
もらっても食べないおやつはたまり、いつも腹ペコの若い男子にあげていました。
おやつを受けとってしまうと「次は誰の番かしら」と暗黙の順番が回ってきます。
食べないおやつをもらうお返しにお金を使うことが、私にとっては何よりのストレスでした。
そんなことにお金を使うくらいなら、子供に果物の一つでも買いたいからです。
断りたいのは山々でしたが、職場の人間関係にヒビが入らないかが心配で、言い出せずにいました。
グループの中には私と同じく母子家庭の人もいて、声にこそ出しませんが負担に思っているようでした。
その中で1人、おやつを持ってくる頻度の少ない人がいて、陰口をたたかれているのを耳にしました。
また、おやつを持ってきても、自分の配ったものより安いものだったり気に入らないと、陰でごちゃごちゃと言ってるようでした。
おやつ配りを率先して仕切っているのは子供も巣立ち、稼いだお金は自分のお小遣いになる主婦です。
おやつをもらうたびにお返しのことを考え、毎日毎日おやつのことで頭がいっぱいになりました。
負担に思っていても、なかなか言い出せないでいる状況が続きました。
職場の人間関係:ストレスを減らす行動

半年ほど悶々としていましたが、思いきってその輪から抜け出す行動をとろうと決意しました。
お返しをするためにお金を使わなければない、ということに虚しさでいっぱいになり我慢できなくなったのです。
もらうおやつのほとんどは自分だけでなく子供も食べないので、捨てるか同僚の男の子にあげるしかありません。
(なんでもらいたくもないものをもらって、
買いたくもないものを買わなきゃいけないんだろう・・・。)
(・・・!)
(もうイヤだな・・・)
(仕事と関係ないことでこんな思いしなきゃならないのかな・・・)
(断ったらダメかな・・・)
どうしたら波風立てずにおやつ配りの輪抜け出せるのか、
考えました。
ストレスを減らす行動1 昼休みの時間をずらす
まずは昼休みの時間をずらすことにしました。
その場にいなければ、自然におやつをもらわなくて済むと思ったからです。
座る席を変えることも考えましたが、何も言わずに急に変えるのもおかしいかと思い、同席しない状況をつくることを選んだのです。
ところが同席しなかった時は、ロッカーにおやつが入れられていたのです。
私物の入れるところは鍵がかかりますが、制服を入れるところは鍵がついていないのです。
「いなかったからロッカーに入れといたよ〜」
相手は親切にしてあげた感を出して言ってきますが、こちらとしてはありがた迷惑です。
・・・。
これでは意味がないなと、次の手を考えました。
ストレスを減らす行動2 ダイエットを理由に断る
次に考えたのが、ダイエットを理由に断ることでした。
ところが「全然太っていないから、このくらい大丈夫だって」と、押し付けてきます。
相手は親切心からかもしれませんが、私には押し付けられたという感じしかありませんでした。
確かに私は中肉中背で、率先してすすめてくる人たちはかなりふくよかです。
取り合わないのも、わからなくはありません。
ただ、ダイエットというところに本意があるのではなく、やりとりから抜け出たい、というところに本意があることにピントもこない人たちだということです。
ストレスを減らす行動3 手紙を書く

私は断るために、手紙を書くことにしました。
遠回しにしても伝わらないのなら、直接伝えるしかありません。
かといって波風はできるだけ立てたくありません。
仕事上でやりとりが続く以上、できるだけ穏便に抜け出たいのです。
どう伝えようか、考えました。
いつもおやつをいただきありがとうございます。
お返ししきれないでいるのに、もらうことばかりで申し訳ありません。
勝手を言って申し訳ないのですが、私を外してくださいますようお願いいたします。
もらうたびにお返ししきれないことが心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです。
どうかご理解ください。
お願いいたします。
お菓子と一緒に手紙をつけて、回し読みをしてもらいました。
グループの中のボス的な人は、
「わかったよ。気をつかいすぎたんだね。」
と言ってくれました。
それは私が他部署で、事務所の人間だからかもしれませんが。
表面的なものであったとしても、その言葉に少しだけ救われる思いがしました。
案の定、他の数名は陰で
「おやつもらって嬉しくなかったってこと?」
とごちゃごちゃ言ってるのを聞きましたが、
それは想定内です。
何はともあれ、おやつをもらうことはなくなり、無駄なお金を使う必要がなくなりました。
やっとおやつの呪縛から解放されたのです。
職場の人間関係:ストレスを減らすには”断る勇気”を

ストレスを減らすには”断る勇気”を持ちましょう。
1歩ふみ出してみましょう。
行動しなければそのままですが、
行動すれば結果は変わります。
とは言っても、
「職場の人間関係が崩れないか」
「波風が立たないか」
不安になりますよね。
私もそこがネックになっていました。
「どう思われるか」「どんなことを言われるか」を考えると引け目を感じて、嫌々ながらも合わせざるを得なくなっていました。
でも、思ったんです。
仕事と関係ないことで何言われても別にいいんじゃないか、と。
大きな負担を感じてまで合わせて、気に入られようとする必要ないんじゃないか、と。
私は散財するグループの中には
いたくない、と思いました。
抜けることを気に入らなく思い、陰口をたたく人がいても仕方ない、と割りきりました。
「仕事から離れたところで
べったりする仲になる必要がない」
と割りきるとラクになりました。
ガマン強い人は体調不良や、出社拒否などの症状につながる場合があるので、注意が必要です。
ガマンもほどほどに、割りきって、行動を起こしてみましょう。
職場の人間関係は、仕事にしっかり取り組んで必要になるやりとりを行えれば十分、だと思うのです。
その後の私は挨拶や仕事で必要なことは話しますが、それ以外の関わりはなくなりました。
職場の同僚、それ以上でもそれ以下でもなく、一線が引かれてちょうどいい距離感だと感じます。
行動したことでストレスがグンと減りました。
- ”断る勇気”を持ちましょう
- 気に入られる必要はない、と割りきりましょう
- 行動しましょう
職場での人間関係を保ちながら、あなたのストレスが少しでも減りますように。

