筋トレに欠かせない【脂質】選んでとればメリット倍増
筋トレに脂質はあまり関係ないと思っていませんか?
それは大変です。
実は筋トレにも脂質は重要で、重要な働きがあるんですよ。
脂質は細胞膜やホルモンの材料になっているうえ、特にオメガ3はタンパク質分解を抑えて合成を高める作用もあるのです。
この記事では、筋トレに必要な【脂質】の必要量や種類についてご紹介します。

筋トレに欠かせない【脂質】

筋トレに欠かせない栄養素の一つが脂質です。
脂質は細胞膜などをつくり、筋トレ時に分泌されるホルモンの材料にもなっています。
代表的なのが成長ホルモンで、タンパク質合成を高めたり脂肪燃焼を促進させます。
また、脂質の中でもオメガ3は、タンパク質分解を抑えて合成を高めます。
EPAの摂取により、タンパク合成は25%増加し、タンパク分解は22%低下しています。
アスリートのための最新栄養学(上) 山本義徳 著
筋トレによってタンパク質合成は高まりますが、脂質によっても高められるんですね。

脂質は免疫細胞を活性化したりホルモンの材料になるので
すべての人にとって必要です。
そのうえタンパク質分解を抑えて合成を高めるなら
見逃せないですね。
脂質はタンパク質や糖質と違って軽視されがちですが、とても重要なのです。

タンパク質・糖質・脂質は三大栄養素
どれも筋トレに関係して大切なんですね。
筋トレに欠かせない【脂質】必要量

筋トレに欠かせない脂質の必要量は、必要カロリーの20~30%が推奨されています。
性別・年代別・活動レベル別で必要総カロリーの20%カロリーを出し、9で割った数値が脂質の必要量になります。
例えば1日2000kcalとすると、必要な脂質は20%で400kcal、脂質は9kcalなので1日の必要量は45gです。

脂質が必要量とれているか、全体の何%くらいとれているかの確認は、無料アプリを使うと便利ですよ。

脂質が必要なら揚げ物を食べるといいのかしら?
揚げ物は適度に食べるのはいいのですが、食べ過ぎは禁物です。
揚げ物に使われるベニバナ油やコーン油などの食用油は、とり過ぎると大腸炎リスクを高めてしまうからです。
食用油はオメガ6系でリノール酸を多く含むため必要な脂質なのですが、食事をしていると自然にとれてしまうのです。
ですから、とり過ぎないようにする意識の方が大切になります。

ではどんな脂質をとればいいのか?
ご紹介しますね。
筋トレに欠かせない【脂質】種類
積極的にとりたい脂質①オメガ3

筋トレに欠かせない脂質で、積極的にとりたいのはオメガ3です。
オメガ3はタンパク質分解を抑えて、合成を高める作用があるからです。

EPAもDHAも両方とると最強ですね。
オメガ3にはEPA、DHA、αリノレン酸とありますが、できればEPAとDHAを積極的にとりましょう。
αリノレン酸は体内でEPAやDHAに変換されて使われるのですが、変換されるのはわずか5~10%ほどであまり効率は良くないからです。
ですから、できるだけEPAとDHAを多く含む食品を積極的にとるようした方が効果的なんですね。

αリノレン酸はアマニ油やエゴマ油、くるみに多く含まれてますね。
糖質と脂質を一緒にとると太りにくくなりますよ。
血糖値の上昇が緩やかになって、脂肪を取り込みにくくなるからですね。
EPAとDHAが含まれているといえば、ご存知のとおり青魚です。
オメガ3の推奨摂取量は1800mg〜2200mgですが、青魚100gでEPAとDHA合わせて2000mg以上がとれます。
缶詰でも効果は同じで、200gの缶詰なら汁まで含めて2日分になります。


数年前にサバ缶が流行りましたよね。
汁まですべてとるのがポイントですよ
体にいいからたくさんとればいいわけではなく、とりすぎには要注意です。
とりすぎると出血の際に血がサラサラしすぎて、血が止まりにくくなるからです。

なんでもそうですが
適量をとるのが1番いいですね。
積極的にとりたい脂質②オリーブオイル

筋トレに欠かせない脂質で、積極的にとりたいのはオリーブオイルです。
オリーブオイルはオレイン酸が豊富でコレステロールを下げる働きの他、腎臓の負担を減らします。
オリーブオイル を豊富に使った「地中海式ダイエット」を行った900人の被験者を追跡調査したところ、腎臓疾患のリスクが平均17%下がったとのことです。(略)腎臓の負担は42.0%も少なくなったとのことです。
アスリートのための最新栄養学(上) 山本義徳 著
筋トレをするとタンパク質を多くとる食事になりがちで、腎臓に負担がかかり気味になってしまいます。
糖質や脂質はエネルギーとして使われても老廃物は出ませんが、タンパク質だけは老廃物が出てしまい、その処理をするのが腎臓なのです。
オリーブオイルをとることで体に必要な脂質をとり入れ、腎臓の負担も軽減できるのですから一石二鳥ですね。

アミノ酸スコア100の良質なタンパク質をとる場合は、腎臓への負担がほとんどないんです。
ごはんやパスタや主食にもタンパク質が入ってますが、アミノ酸スコアの低いタンパク質の場合に老廃物が多く出るんですね。
タンパク質すべてが腎臓の負担になるわけではないので、念のため。
オリーブオイルは熱に強いので、炒め物や揚げ物に使えるので便利です。

オリーブオイルは動脈硬化予防などの効果もありますね。
私は食用油からオリーブオイルに変えました。
ダイエット効果もUPするのでおすすめです。
まとめ:筋トレに欠かせない【脂質】
- 1日に必要なカロリーの20~30%の脂質をとる
- オメガ3をとる
- オリーブオイルをとる
筋トレに欠かせない脂質は、オメガ3やオリーブオイルです。
積極的に必要量をとりましょう。
筋トレで高まるタンパク質合成やホルモン分泌は、良質な脂質によって活発化させることができます。
脂質が不足して効果を半減させないように、しっかり補って効果を倍増させましょう。
三大栄養素すべてを掛け算にして、賢く相乗効果を得ましょう。
「アスリートのための最新栄養学(上)」山本義徳 著

