歩いているだけで分かるの?

股関節が使えていないサインなんて。

そう思いますよね。

歩くのは特別な運動ではなく、毎日、無意識に繰り返している動作です。

でも実は、歩き方には、体の使い方がそのまま表れます。

歩幅が小さくなってきた。早く歩くと、なぜか疲れる。

歩いたあと、脚の下のほうばかりが重い。

それを
「年齢のせい」
「体力が落ちたから」
と片づけてしまう人は多いかもしれません。

けれど、それは衰えではなく、体の使われ方が少しずつ偏ってきているサインなのかもしれません。

股関節が動きの起点にならないまま歩き続けると、歩きにくさや疲れやすさは、気づかないうちに“当たり前”になっていきます。

この記事では、歩いているときに現れやすい股関節の使われ方のサインを整理します。

歩いているときの感覚に目を向けるだけで、今の体の使い方に早く気づくこともできます。

歩きにくさの原因が見えてくると、これから何を見直せばいいのかも、自然と見えてきます。

記事を書いている人

歩幅が狭くなるのは、体力の問題とは限らない

歩幅が小さくなってきたと感じると、多くの人は
「体力が落ちたのかな」
「年齢のせいかも」
と考えます。

もちろん、それが影響することもあります。

でも、歩幅の変化は体力よりも先に、体の使い方の変化として現れることがあります。

つまり、歩けなくなったのではなく、歩き方が変わってきている可能性です。

体は「楽な歩き方」を選ぶ

体はとても正直です。

そのとき一番ラクに動かせる方法を、無意識のうちに選び続けます。

動きの起点がはっきりしないと、
歩く動作は
・小さく
・浅く
・足先主導
になりやすくなります。

これはサボっているのではなく、体がなんとか成立させようとしている結果です。

tomo

特に困っている自覚はないのに、気づくと歩き方だけが変わってきている。

そんなケースも、意外と多いように感じます。

股関節が使えていないと、歩き方はこう変わる

股関節が動きの起点になっていない歩き方では、次のような変化が起きやすくなります。

  • 歩幅が出にくい
  • 早く歩こうとすると疲れる
  • ふくらはぎやすねが先に張る
  • 足だけで歩いている感じがする

これらは、歩き方そのものの問題というより、体の使われ方が反映されたサインと考えられます。

歩き方は、動きの起点を映す

歩き方は、今の体の使い方をそのまま映します。

股関節が動きの起点になっていると、歩く動作には自然な推進力が生まれます。

反対に、起点が曖昧なままだと、歩き方は「足で進む動き」になりやすくなります。

歩きにくさは、間違いではなく、体からのヒントです。

まずは「歩いているときの感覚」を確認してみましょう

歩き方を直そうとする前に、まずは歩いているときの感覚に目を向けてみましょう。

どこが一番疲れるのか。

どこで体を支えている感じがあるのか。

こうした感覚から、動きの起点がどこにあるのかが見えてくることがあります。

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