太ももの前ばかりが張る。

スクワットをすると、前ももだけがパンパンになる。

「使いすぎかな」
「硬いからかな」

そう思って、ストレッチをしたり、ケアをしたり、それでもなかなか変わらない・・・

そんな経験はありませんか。

実は、前ももを一生懸命どうにかしようとするほど、前ももは張りやすくなることがあります。

それは、前ももが悪いからではなく、体の使われ方に偏りが出ているだけかもしれません。

この記事では、前ももを頑張っているのに変わらない理由と、見直すべき「体の使い方の順番」を整理します。

記事を書いている人

前ももが張る=使いすぎ、とは限らない

太ももの前が張ると、「使いすぎている」「鍛えすぎている」と考える人は多いと思います。

もちろん、筋肉をたくさん使えば張ることもあります。

でも、日常動作や軽い運動でも前ももだけが目立って疲れる場合、それは“使いすぎ”ではなく、使われる順番がズレている可能性があります。

体は賢いので、動かしやすい場所で代役を務める

体はとても賢くできています。

本来うまく使いたい場所が働かないとき、体は動かしやすい場所を使って、なんとか動作を成立させようとします。

その結果、本来は主役ではない部位が、前に出てきてしまうことがあります。

前ももは、
・力を出しやすい
・日常的によく使われている
・脳が命令しやすい

そんな特徴を持っています。

だから、体の中で「最初に動いてほしい場所」がうまく働いていないと、前ももが代わりに頑張りすぎてしまうのです。

前ももが主役になりやすい場面

前ももが張りやすい人には、いくつか共通する場面があります。

たとえば、椅子から立ち上がるとき。

階段を上るとき。

しゃがんだ姿勢から体を起こすとき。

本来なら、体の大きな動きを受け持ちたい場面でも、前ももが先に頑張ってしまうことがあります。

「力を入れた覚えはないのに、気づくと前ももが疲れている」

そんな感覚がある場合、前ももが動作の最初から使われている可能性があります。

前ももが悪いのではなく、「順番」がズレている

前ももが張ると、「前ももが弱い」「前ももが硬い」と思いがちです。

でも、問題はそこではないかもしれません。

体の使い方には、「どこから動き始めるか」という順番があります。

この順番がズレていると、本来は後から働きたい前ももが、最初から主役として使われてしまうのです。

前ももが張るのは、前ももが悪いからではなく、体の使われ方に偏りが出ているサインと考えることもできます。

まずは「どこから動いているか」を確認する

前ももをどうにかする前に、一度、「自分はどこから動いているのか」を確認してみましょう。

動きの起点がどこにあるかで、前ももの張りやすさは大きく変わります。

考え方や整理を先に知りたい場合は、こちらの記事で体の使い方の前提をまとめています。

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tomo

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