立ち上がる動きは、誰でも同じように見えます。

でも実は、体の中ではまったく違うことが起きています。

その違いは、痛みや不調ではなく、「どこが先に疲れるか」として現れます。

立ち上がった直後に、腰や太ももが先に重くなる。

歩き始めは問題ないのに、少し動くと腰や太ももばかりが先に疲れてくる。

それは、痛みが出る前に現れる、股関節が使われていないサインかもしれません。

自分の動きの傾向を知ることで、まだ問題が小さい段階で、どこに注意を向ければいいのかが見えてきます。

そして、痛みが出てから原因を探す前に、修正すべき動きに気づけるようになりますよ。

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痛みが出る前に現れやすいサイン

股関節が十分に使われていない状態は、いきなり痛みとして現れることはほとんどありません。

その前段階として、次のような形で表れることが多くなります。

サイン①腰や太ももが「先に」疲れる

立ち上がった直後や、動き始めて少しすると、腰や太ももばかりが先に重くなる。

動けてはいるけれど、体の一部に負担が集まり始めているサインです。

サイン②腰や太ももが「先に」疲れる

止まるとき、足で減速する余裕がなく、体がガクッと止まる感じがする。

勢いを受け止める役割が、別の場所に任され始めています。

サイン③疲れが抜けにくくなる

強い運動をしたわけではないのに、
休んでも重さや張りが残る。

同じ場所が繰り返し使われていると、こうした感覚が残りやすくなります。

なぜこの段階では気づきにくいのか

これらのサインは、動きが崩れているわけでも、日常生活に支障が出るわけでもありません。

そのため、

「年齢のせいかな」
「疲れているだけかも」
と見過ごされやすくなります。

でも実際には、体の使い方が静かに偏り始めている段階です。

今できるのは「直す」より「確かめる」こと

この段階で必要なのは、いきなり直そうとすることではありません。

まずは、自分の体がどこから動き、どこで受け止めているのかを
確かめることです。

止まる・立つといった動きでは、その順番が一瞬で起きてしまい、気づきにくいことがあります。

前後の動きにすると、その流れをゆっくり確認できます。

それが、ヒップヒンジです。

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