床の物を取るだけの動作なのに、なぜか腰ばかり使ってしまう。

重さの問題ではなさそうだけど、理由がわからない。

そんな感覚、ありませんか?

でも実はそれ、「どこから動き始めたか」だけが違います。

見た目は同じ動きに見えても、体の中では、使われている順番が違っているのです。

この記事では、なぜ腰が先に働いてしまうのか。

そして、焦って直そうとしなくていい理由を、日常の動きからひも解いていきます。

記事を書いている人

原因は、重さではありません

床の物を取るときに腰が先に疲れるのは、持ち上げる物が重いからではありません。

ペン1本やスマホなど、軽い物でも、前にかがんだ瞬間に腰が先に反応することがあります。

もし本当に重さが原因なら、軽い物では起きないはずです。

それでも起きてしまうのは、動きに入った最初の瞬間に、腰が先に働いてしまっているから。

床の物を取る動きは、体が一斉に動いているようで、実は、そうではありません。

動きそのものは、ほとんど同じに見えています

床の物を取る動作は、見た目はほとんど同じです。

前にかがんで、手を伸ばし、物を取って立ち上がる。

形だけを見れば、問題はなさそうに見えます。

でも私たちは、動きの「結果」しか見ていません。

体の中で、どこが先に動き始めたか。

そこまでは、見えていないのです。

違いは「どこから動き始めたか」だけ

床の物を取るとき、腰が先に疲れるかどうかを分けているのは、動きの大きさや形ではありません。

違うのは、どこから動き始めたか。

前にかがむとき、体は一斉に動いているように見えますが、実際には、どこかが先に動き出しています。

腰が先に疲れる人は、その動き出しで、腰まわりが先に働く。

反対に、腰がつらくなりにくい人は、別の場所が先に動き、腰はあとからついてきます。

ほんの一瞬の順番の違いが、「腰に来る」「来ない」を分けています。

腰が先に働いてしまう状態

床の物を取るとき、腰が先に疲れてしまうのは、腰が弱いからでも、使い方が下手だからでもありません。

体の中のつながりが、その瞬間うまく働いていないだけです。

本来、前にかがむ動きは、一部分だけが頑張るものではなく、役割を分け、順番につながって行われます。

でも、そのつながりが切れると、動き出しの時点で、腰まわりが先に働いてしまう。

腰が悪いのではなく、腰が先に引き受けてしまっている状態。

だから、重くない物でも腰に来る。

同じ動きをしているのに、あるときだけ違和感が出る。

それは、体の中のつながりが、その動きの中で使われなかったという事実です。

tomo

つながらない動きが続くと、いつも同じ場所に負担が集まってしまうんですよね・・・。

直すには、順番があります

ここまで読んで、「じゃあ、どう直せばいいんだろう」そう思ったかもしれません。

腰が先に疲れることに気づけたなら、それは、もう整え始めているということです。

ただ、形や意識を急いで変える前に、大事なことがあります。

それは、自分の体が、どこから動き始めているのかを知ること。

直すには、順番があります。

その順番が分かってから整えたほうが、結果的に無理なく、速やかに体は変わっていきます。

まずは、つながりが使われているかを確かめる。

RDLは、そのための動きです。

その順番が途切れずに使えてから、その状態で動き続ける中で、動きは自然に、強くなっていきます。

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体の中で何が先に動いているのかを、
もう少し構造的に整理した記事はこちらです。

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